WixドメインをReaddyに接続する方法|DNS設定と確認手順

WixドメインをReaddyに接続するDNS設定のイメージ

「Wixで管理しているドメインを、Readdy.aiで作ったサイトに使いたい」
「DNSレコードがReaddyを指していないと表示され、何を直せばよいかわからない」と困っていませんか?

WixからReaddyへサイトの公開先を変える場合、
多くのケースではドメインを移管する必要はありません。

WixでDNSを管理したまま、A・CNAME・TXTレコードを変更すれば接続できます。
ただし、古いレコードやメール用の設定まで消すと、別のトラブルを招くため注意が必要です。

よこやま良平

3,000以上のサイト・システム制作に携わってきた、よこやま良平です。わたしの実務経験をもとに、初心者でも迷わないよう画面の流れに沿って説明します。

この記事でわかること
  • WixドメインをReaddyへ接続する全体の流れ
  • A・CNAME・TXTレコードの違い
  • WixのDNS管理画面で変更する場所
  • DNS伝播中、404、SSLエラーの確認方法
  • wwwあり・なしを分けて確認する理由

この記事では、ドメイン本体を example.com、
www付きのドメインを www.example.com として説明します。

IPアドレスやTXTの認証値は、必ず自分のReaddy管理画面に表示された値を使用してください。

目次

【無料プレゼント】
WordPress緊急チェック50

「自分のサイトは今、安全なのか?」
自信を持って答えられますか?

WordPress緊急チェック50

こんなお悩みはありませんか?

  • ある朝、サイトを開いたら真っ白画面になっていた
  • 管理画面にログインできなくなって手が止まった
  • 身に覚えのない記事やページが勝手に増えていた
  • プラグインを更新したらサイト全体が崩れてしまった
  • 以前バックアップを取ったか自分でも覚えていない

累計1,000件以上のWordPressトラブル対応の経験から、「壊れる前に備える」ためのチェックリストを1冊にまとめました。
ログイン・本体・バックアップ・サーバー・運用の5分野を、50項目で「危険度・確認方法・対処法」まで解説しています。

セキュリティプラグイン・WordPressの教科書も含めた3大特典を、
今なら無料で受け取れます。

今すぐ無料ダウンロードする →

※登録後すぐにメールで特典をお届けします

WixドメインをReaddyに接続する前に役割を分ける

WixドメインをReaddyへ安全に接続するには、
「ドメインの契約」「DNSの管理」「サイトの公開先」を分けて考えることが重要です。

役割今回の構成例内容
ドメインの契約・更新Wixまたは現在の契約会社example.comを所有し、更新する
DNSレコードの管理Wixドメインの接続先を指定する
Webサイトの公開Readdy実際のサイトを配信する

ネームサーバーに wixdns.net が表示されていても、
Webサイト本体までWixから配信されているとは限りません。

ネームサーバーは、主に「どこがDNSを管理しているか」を示します。
サイトがどこへ接続されるかは、AやCNAMEなどのDNSレコードで決まります。

ドメイン移管と接続先の変更は別の作業

今回行うのは、ドメインの契約先を変える「移管」ではなく、
Webサイトの接続先をReaddyへ変える「DNS設定」です。

移管すると、更新料金の支払先や連絡先情報の管理場所まで変わります。
Readdyへの接続だけが目的なら、まずDNS設定で対応するのがわかりやすい方法です。

A・CNAME・TXTレコードの違い

今回主に扱うのは、A・CNAME・TXTの3種類です。
それぞれ役割が違うため、同じ種類へ置き換えてはいけません。

種類主な役割今回の使用例
AドメインをIPv4アドレスへ接続example.comの接続先
CNAMEあるホスト名を別のホスト名へ接続www.example.comの接続先
TXT確認用の文字列をDNSへ登録所有確認や証明書発行の確認
TTLDNS情報をキャッシュする目安変更の反映時間に関係

CNAMEはDNS上の接続先を決めるレコードです。ブラウザのURLを変える301リダイレクトとは別の仕組みです。

WixドメインをReaddyへ接続する全体の流れ

WixドメインとReaddyの接続は、
Readdyで指定値を確認してからWixへ登録する順番で進めます。

接続の6ステップ
  1. Readdyで接続したい独自ドメインを追加する
  2. Readdyに表示されたDNSレコードを控える
  3. WixのDNS管理画面で該当レコードを変更する
  4. Readdyへ戻り、DNSの再確認を実行する
  5. DNS伝播が終わるまで待つ
  6. wwwあり・なしのURLを実際に開く

Readdy公式では、ルートドメインにはAと必要なTXT、
wwwのようなサブドメインにはCNAMEと必要なTXTを設定する流れが案内されています。

ただし、必要なレコードはプロジェクトや画面表示によって変わる可能性があります。
検索記事の数値ではなく、作業時のReaddy画面を正解として扱ってください。

ReaddyでWixドメインを追加して指定値を確認する

Readdyでは、ドメイン本体とwww付きドメインを別々に追加し、
それぞれに表示されたDNSレコードを確認します。

ドメイン本体を追加する

Readdyの対象プロジェクトを開き、
サイドメニューの「ドメイン」または公開画面の「カスタムドメイン」へ進みます。

まず、example.com のようにwwwを付けないドメイン本体を追加します。
DNSが一致していない間は、「DNSレコードがReaddyを指していません」などの警告が表示されます。

Readdyのカスタムドメイン欄にDNSレコードの不一致が表示された画面
DNSが未設定または一致していない状態。公開ボタンだけでは警告が消えない場合があります。

www付きドメインも追加する

www.example.com でもアクセスさせたい場合は、
www付きのドメインもReaddyへ追加します。

wwwの追加画面では、古いWix向けCNAMEと、
新しく設定するCNAME・TXTが表示される場合があります。

Readdyがwww用として案内するCNAMEとTXTレコードの例
www追加時に、削除する古いCNAMEと追加するCNAME・TXTが表示された例です。

画面例では、wwwのCNAMEとして publish.readdy.site が表示されています。
将来の仕様変更も考え、実際の作業ではReaddy画面の値を優先します。

レコードを文字単位で控える

Readdyで控える4項目
  • タイプ:A、CNAME、TXTなど
  • 名前・ホスト:@、www、_acme-challengeなど
  • 値:IPアドレス、接続先ホスト名、認証用文字列
  • TTL:指定がある場合のみ

TXTの認証値は長く、似た文字も含まれます。
手入力せず、Readdyのコピー機能を使うのが安全です。

WixでReaddy用のDNSレコードを設定する

Wixでは、「ドメイン」から対象ドメインのメニューを開き、
「DNSレコードを管理」でA・CNAME・TXTを変更します。

WixのDNSレコード管理画面にA・CNAME・TXTが登録された例
WixではA、CNAME、TXTが別々の欄で管理されます。画像内の個別情報は伏せています。

Wix以外のネームサーバーを使用している場合は、
実際にDNSを管理している会社の画面で変更してください。

変更前のDNSレコードを保存する

DNSを変更する前に、現在のレコード一覧をスクリーンショットやテキストで保存します。
元に戻す必要が生じた時の重要な記録になるためです。

削除してはいけない可能性がある設定
  • メールの配送先を指定するMX
  • 送信元を確認するSPF
  • メール署名に使うDKIM
  • なりすまし対策のDMARC
  • 他サービスの所有権確認用TXT

ドメイン本体のAレコードを変更する

ドメイン本体のAレコードを、
Readdyが現在指定しているIPアドレスへ変更します。

Readdyがホスト名 @ を指定している場合、Wixではホスト名を空欄にして登録する仕様です。
保存後の一覧では、完全なドメイン名として表示されることがあります。

同じホスト名に古いAレコードが残ると、
アクセスするたびに別の接続先へ向かうなどの競合が起こります。

Readdy公式資料や検索記事に掲載された固定IPではなく、作業時のプロジェクト画面に表示された値を使ってください。

wwwのCNAMEレコードを変更する

ホスト名 www のCNAMEを、
Readdyがwww用として表示したホスト名へ変更します。

以前の www → cdn1.wixdns.net など、Wixサイト向けのCNAMEが残っている場合は、
変更前の記録を残してからReaddy指定のCNAMEへ置き換えます。

同じ www に古いCNAMEと新しいCNAMEを重複させてはいけません。
Wixでは、保存後に www.example.com のような完全な名前で表示されることがあります。

Readdyが求めるTXTレコードを追加する

Readdyが _acme-challenge や _acme-challenge.www のTXTを求めた場合は、
ホスト名と値をどちらもReaddy画面からコピーします。

Wixがドメイン名を自動補完するため、
_acme-challenge.www.example.com.example.com のように二重になっていないか、保存後の表示を確認してください。

既存のTXTを一括削除してはいけません。
削除する場合は、種類だけでなく完全なホスト名と値が競合しているかを確認します。

ReaddyのDNS伝播中から接続完了まで確認する

Wixで保存した後は、すぐに設定を変え直さず、
Readdyの状態表示と公開DNSの変化を順番に確認します。

DNSレコードがReaddyを指していない場合

この警告は、Readdyが確認したDNSの値と、
Readdyが要求している値が一致していない状態です。

再確認する3項目
  • レコードのタイプが合っているか
  • ホスト名が余分に補完されていないか
  • 値の末尾まで完全に一致しているか

設定直後は、問い合わせ先によって古いDNS情報が返ることもあります。
Wixの保存内容が正しければ、少し待ってから再確認してください。

DNS伝播中と表示された場合

「DNS伝播中」は、新しいDNS情報が各地へ行き渡る途中である可能性があります。
この段階で何度も値を変えると、どの設定が反映されたのかわかりにくくなります。

Readdyのカスタムドメイン欄にDNS伝播中と表示された画面
ドメイン本体がDNS伝播中の状態。www付きドメインは別に確認します。

Readdy公式は、正しく設定できた後の反映目安として10〜30分を案内しています。
一方、Wix公式は、世界中への完全な反映に最大48時間かかる場合があると案内しています。

10〜30分で変わらなくても、すぐに失敗とは限りません。
利用している回線やDNSキャッシュによって、確認できる時刻に差が出ます。

警告が消えた後もブラウザで確認する

警告が消えたら、Readdyのドメイン設定上は接続が整った状態です。
ただし、すべてのページやリダイレクトまで正常とは断定できません。

Readdyのドメイン設定でDNS警告が消えた画面
警告が消えた後は、wwwあり・なしのURLをブラウザで個別に確認します。

Readdyで新しいバージョンを作成した後は、
サイトの変更を反映するためにプロジェクトの再公開も必要です。

WixドメインとReaddyの接続を実際のURLで確認する

Readdyの警告が消えた後は、
wwwの有無とHTTP・HTTPSを分けて実際の応答を確認します。

ブラウザで開く4つのURL
  1. https://example.com/
  2. https://www.example.com/
  3. http://example.com/
  4. http://www.example.com/

HTTPSではページが表示されるか、証明書エラーが出ないかを確認します。
HTTPでは、HTTPSやプライマリドメインへ想定どおり転送されるかを見ます。

トップページだけでなく、問い合わせページなどの主要な下層ページも開いてください。
DNSが正常でも、公開バージョンにページが含まれていなければ404になる場合があります。

コマンドでDNSとHTTPを確認する

コマンド操作ができる場合は、
nslookup でDNS、curl -I でHTTP応答ヘッダーを確認できます。

nslookup example.com
nslookup -type=CNAME www.example.com
nslookup -type=TXT _acme-challenge.www.example.com
curl -I https://example.com/
curl -I https://www.example.com/

200 なら、そのURLからページが返っています。
301 または 302 と Location が表示された場合は、転送先も確認できます。

表示されない時は症状ごとに切り分ける

症状主な意味最初に確認する場所
DNS不一致指定値と公開DNSが違うWixのA・CNAME・TXT
DNS伝播中新しい値が反映途中時間を置いて再確認
名前解決できない接続先を取得できないネームサーバーとホスト名
SSLエラー証明書が未発行または不一致TXTとReaddyの証明書状態
404接続先には到達したがページがないドメイン登録、公開状態、URL
古いWixサイト古いDNSやキャッシュを参照競合レコード、伝播、回線差
wwwだけ開けないwww側の設定が未完了wwwのCNAME・TXT

DNS、SSL、404は別の問題です。
「ページが表示されない」という結果だけで、Aレコードを何度も変更しないでください。

WixドメインとReaddyのDNS設定でよくある質問

最後に、WixドメインとReaddyの接続で迷いやすい点を整理します。
設定をやり直す前に、該当する項目を確認してください。

ネームサーバーがWixのままなら、サイトもWixのままですか?

いいえ。ネームサーバーがWixなら、主にDNSの管理先がWixという意味です。AやCNAMEがReaddyの指定先を向いていれば、Webサイト本体はReaddyから配信できます。

WixからReaddyへドメインを移管する必要はありますか?

通常は必要ありません。Readdyへサイトを接続するだけなら、WixでDNSを管理したまま設定できます。移管先が決まる前に、Wixのドメイン契約を解約しないでください。

wwwをwwwなしへ転送するには、CNAMEを変えるだけでよいですか?

いいえ。CNAMEはDNS上の接続先を決めるレコードで、URLの301転送ではありません。まずwwwをReaddyへ接続し、その後にブラウザと curl -I で転送先を確認します。

TXTレコードは古いものをすべて削除してよいですか?

削除してはいけません。TXTはメール認証や所有権確認など複数の用途で使われます。Readdyが要求したホスト名と値を追加し、同じホスト名で競合するレコードだけを確認してください。

WixドメインとReaddyの接続確認まとめ

WixドメインをReaddyへ接続する時は、
Readdyに表示されたA・CNAME・TXTをWixへ正確に登録することが基本です。

公開前チェックリスト
  • 変更前のDNSレコードを保存した
  • Readdyにドメイン本体と必要なwwwを追加した
  • A・CNAME・TXTが現在のReaddy指定値と一致している
  • 競合する古いWeb用レコードを整理した
  • メール用DNSや無関係なTXTを削除していない
  • wwwあり・なしのHTTPS表示を確認した
  • HTTPからHTTPSへの転送と主要ページを確認した
  • サイト更新後にReaddyで再公開した

設定後は、Readdyの警告が消えたかだけで判断せず、
wwwあり・なし、HTTP・HTTPS、主要ページまで確認します。

DNS設定が正しいのにWordPressの旧サイトが表示できない場合は、
サーバー・WordPress・セキュリティの問題も切り分けてください。

DNS変更後もWordPressサイトの不具合が解決しない時は

WordPress修復マルウェア駆除トラブル専門「クイックレスキュー」

DNSが正しいのに以前のWordPressサイトが表示されない、
不審な転送やエラーが残る場合は、DNS以外の原因調査が必要です。

こんなお悩みはありませんか?
  • DNS変更後にWordPressサイトが表示されなくなった
  • wwwあり・なしで違うサイトが表示される
  • 意図しないサイトへリダイレクトされる
  • 404やSSLエラーの原因を切り分けられない
  • 旧サイトのバックアップや復旧も必要になった

設定を何度も変える前に、現在のDNS・サーバー・WordPressをまとめて調査します。

この記事を書いた専門家

こんにちは!20年以上ITエンジニアとして活動してきた
よこやま良平です。

Wordpress復旧やサイト修復、オンライン講座では
776件以上のレビューを頂いており

「すぐに復旧してくれる!」
「当日行ってくれて助かった!」など

評価は4.9/5.0と非常に高く好評です。

またWordPress、SEO、Officeなど30冊以上の書籍を出版しており、
売上ランキング1位を連続で獲得致しました。

その他これまでに3000以上のサービス・システム・サイトを作成。

多くの方の「できない」や「悩み」を解決してきました。
その観点からわかりやすく解説しています。

目次